昨年に続き、今年もサマースクール会場では「保育川柳コンテスト」を募集しました。
全国各地の受講生のみなさまから、多数のご応募をいただきました。
どの作品にも、みなさまの保育に対する熱い思いが込められていました。
先日、審査会をおこない、賞が決定しましたので、お知らせします。
受賞者の方には、後日、記念品を発送いたしますので楽しみにしていてくださいね。


最優秀賞(1作品)

なぁせんせ せんせはしごと いかへんの? (夜神月)

子どもの素朴な疑問が、リアルに表現されていました。
きっと先生が心から保育を楽しんでいらっしゃるのでしょうね!

優秀賞(5作品)

しいたけは 子どもの前なら 食べられる (まゆげ)

顔で笑って心で泣きながら、子どもたちの前でしいたけを食べる先生の姿が浮かんでくる作品です。


はっぴょうかい めだちたいのは せんせいよ (岡谷里香)

芸達者の先生も多いですから、もちろんのことでしょう!
今年の発表会もがんばってください。


保育とは 子育てよりも 親育て (勝美里)

保護者とはいい関係を築きながらも、伝えるべきことは伝えねば、と奮闘する先生方の様子がよくわかる作品です。


きたえたわ ミミズもヤゴも さわれるの (ポニョ)

おみごとです! 子どもの前では手本を見せねばならないという使命感がひしひしと伝わってきます。


おもらしも こっそり着替え しらんかお (いちご)

子どもの表情やしぐさがリアルに目に浮かぶ、かわいい作品。大人顔負けに知恵を働かせているチビッ子たちの姿はいとおしいですね。



奨励賞(10作品)

今だけよ お尻さわれる 男の子 (ひよこちゃん)

わかっていてやっている男の子って、いますよね?


これなぁに? 発見じょうずな こどもたち (鵯藍)

子どもの疑問にハッとすることってありますよね。柔軟な発想には、完敗です。


初参加 年甲斐もなく 大はしゃぎ (おでブー)

サマースクールを楽しんでいただけたようで、嬉しいです。もちろん、それが目的ですから! 来年は、もっとはしゃいでいただけるよう、がんばります。


研修会 我が娘で試して いざ園へ!! (戸畑琴枝)

そうでしたか……。娘さんの感想も聞かせてくださいね!


「昔はね…」 そう語る君は まだ五歳 (まきばっこ)

妙に大人びた口調が、かわいいですよね。


モンスター みかたに付ければ 金棒だ (カズ)

保護者対応に追われる保育者の様子を風刺していただきました。


するどいな 「せんせい ちがう…」 ママの前 (しーやん)

先生が冷や汗をかいている様子が浮かんできます。
子どもの素直さが、時には憎らしいこともありますよね??


マジシャンか 私の心を 見破る子 (パンチ)

真っ白な心で世の中を眺めてみると、真髄が見えてくるんですね。
深い一句です。


5歳児の プロポーズ真に受け ずっと待つ (まんぼう)

今年は「婚カツ」をテーマにした句を多数いただきました。
みなさまに、すてきな出会いが訪れますように……。


だれだっけ? 先生離さぬ パパ迎え (UMA)

川柳イラスト
かわいいイラスト入りの投稿でした!
お父さんの悲哀が感じられますね。



※川柳、雅号は、応募者の表記にしたがって掲載しています。
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