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 明けましておめでとうございます!
 お正月には子どもたちとどんなあそびを楽しみましたか? すごろく・かるた・凧あげ……。昔から伝わるあそびを子どもたちに伝えて一緒にあそぶことは、子どもとのコミュニケーションも広がって、とてもよい機会ですね。
 
 今回は、お正月の定番のあそびである「こま」を楽しみながら、科学の不思議を感じられるあそびを紹介します!
 白い厚紙・つまようじ・色鉛筆を用意しましょう。
 白い紙を丸く切って、8等分になるように鉛筆などで線を引きます。そして、それぞれのスペースに、白(色を塗らない)→赤→橙→黄→緑→青→青紫→紫 の順になるように、色鉛筆で塗り分けます。色を塗ったら、紙の中心に爪楊枝を挿して、こまのできあがりです。 
 8色の色で塗られたこまを回すと……。なんと不思議なことに、色が消えてしまうのです!
 色が消えたのは、虹の色の秘密と関係があります。太陽の光にはたくさんの色が隠されていて、虹は、空気中の水滴によって太陽光の色が分かれたため、七色に分かれて見えます。この仕組みを利用して、虹と同じ七色を塗ったこまを回転させると、虹とは反対に色が混ざり合うため、白く見えるのです。
 こまがじょうずに回ると色がきれいに消えるので、まずは子どもたちに手本を見せて、「みんなも、じょうずにくるくる回せたら色が消えるよ」と、子どもたちのやる気を引き出しながら挑戦してみましょう。

 
* 次回2月号では、塩の力を利用して、糸で氷を釣ることに挑戦します!
 動画のアップは2月上旬を予定していますので、ぜひご覧ください。