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 今回は、氷を使って楽しむあそびを紹介します。
 氷・皿・塩・タコ糸・水を用意しましょう。
 まずは皿に氷をのせて、氷の上に水でぬらしたタコ糸を置きます。ここで、糸をひょいっと上げてみましょう。もちろん、氷は糸にくっつきません。しかし、糸の上に塩をひとつまみかけて、30秒待ってから糸を上げると……。なんと、氷が糸にくっつきました!
 
 これは、塩が水と合わさったときに起きる現象を利用したあそびです。塩は水に溶けるとき、水の熱を奪い、温度をさげる働きをします。水でぬらした糸に塩をかけると、糸の水分に塩が溶けて温度をぐんぐんとさげ、水分は凍ってしまいます。そのため、糸も一緒に凍って、氷にくっついたのです。
 
 “氷つり大会”を開いて、誰が一番たくさん氷を連れるか競ったり、糸に氷をたくさんつけて氷のネックレスを作るなど、いろいろなアレンジで楽しみましょう。 


*次回3月号では、風船を使って簡単に取り組めるあそびを紹介します。
 動画のアップは3月上旬を予定していますので、ぜひご覧ください。