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今回は、風船があればいつでもどこでも楽しめる科学あそびを紹介します。
風船を膨らませて、風船の口を縛らずに指でつまみます。まずは、そのまま指を離してみましょう。風船は勢いよく空気が抜け、ひゅるるるる〜と遠くに飛んでいってしまいます。今度は,風船のお尻を体の好きなところにあてた状態で指を離してみましょう。すると……。風船は遠くに飛ばずに、体にくっついたまま空気が抜けました!
これは、風船のゴムの性質を利用したあそびです。膨らんだ風船の口をはなすと、ゴムが縮まろうとする力によって中の空気が一気に外に押し出されます。このとき、空気が出る方向と逆の方向に風船が動きます。つまり、風船を体にあてて口をはなしたとき、体を押すように力がはたらくため、風船は体にくっついたように見えたのです。
この科学あそびは風船さえあればどこでも楽しめるものなので、お誕生日会やちょっとしたすき間の時間などに気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか?
科学あそびのコーナーもいよいよ今回で最終回。1年間どうもありがとうございました! 来年度の『がくしゅうメイト すきっぷ』でも、気軽に取り組めて子どもたちの集中力や観察力を育む科学あそびを毎月紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!